33歳オタクの妊娠日記

ビギナー妊婦が自分を奮い立たせるための記録

妊娠中期26w 枯渇

現代社会では塩分が足りなくなるということはまずない。何故なら外食やコンビニ食などありとあらゆるものが高塩分だからだ。

確か健康的な塩分の目安は6g/日だった気がするけれど、ラーメンや長崎ちゃんぽんのようなメニューは一人前一食で軽々6gを超えてしまう。

なので、今までの人生で身体から塩分が足りなくなることなんて、夏場大量に汗をかきすぎた時くらいのものだった。


しかしここへきて、突然猛烈に脳が塩分を欲して我慢できなくなるという未知の現象が発生。2ヶ月も続いているシュガー症候群を押しのけてまで塩分のことしか考えられなくなり、またホルモンバランスの影響とやらが!?と狼狽えたが、違った。


そう。単に、毎日の食事に塩分がまったく足りてなかった。


ひとつ前の日記で糖質についてあれほど神経質になっていたにも関わらず塩分のことはなにも考えていなかったのだ。

スカポンタンである。

結果、唐突に身体が塩分を求めて気が狂いそうなくらい抑えが効かず、緊急で夜中にポテチを貪るはめに…。何という不良妊婦。あぁ糖質が…こんな夜中に…などと言ってる場合じゃないくらい危険信号だった。しかも食べたらストンと症状が落ち着いたのだからよっぽどだ。情けない。


思い当たる節は大ありだった。あまりにもルーチンな食事をしすぎていて、感覚が麻痺していた。まともな塩分摂取といったら夜の野菜にかけるマヨネーズかドレッシングくらいのもので、最悪2g/日くらいしか採れていない日もあったと思う。しかし最近ブロッコリーが高いのでトマトを増やし、正直トマトは何もかけずとも美味しく食べやすいので貴重なドレッシングの塩分さえ摂るのをやめていた。

そりゃ……枯渇しますわ!

たんぱく質枠で時々魚を焼いたり鯖の味噌煮を食べたらめちゃくちゃ美味しく感じるわけだ。身体は塩分を求めていた。


そろそろ後期に入るのに浮腫みやこむら返りとは無縁だなぁ?くらいにしか思っていなかったけれど、浮腫むほどの塩分がなかっただけである。バカめ。


今日から夕飯には味噌汁かスープを取り入れて塩分を確保しようと誓った。

食事が量も種類もまともに食べれないゆえの弊害がまさか塩分にまで至るだなんて……あぁ、早く、なにも考えずに好きなものを好きなだけ食べれるようになりたい…。