産後二ヶ月

夜中突然猛烈な胃痛で目を覚まし病院へ行き胃カメラすることになった。

結果、げっぷつわりが半年以上続いたせいで逆流性食道炎になってしまっていた。アンド、産後のストレスとロキソニン長期利用のせいで胃が荒れているそうな…。不幸中の幸いか、食道全体ではなく食道と胃の境目だけ荒れているとのこと。そりゃ分娩台の上でまでげっぷ止まらず胃酸逆流してましたからね、荒れましたよね。ずーん…。

もし現在進行形でげっぷつわりに苦しんでる妊婦さんがいたら、悪いことは言わないので分娩台の上でまでげっぷが止まらなくても水をガンガン飲んで可能な限り食道を守ることをおすすめする。そして、絶対にロキソニンは胃の粘膜を保護する薬を併用した方が良い。私は貰えなかったが会陰が痛いからとガンガン飲んでいたせいで、まんまと胃が荒れてしまったので…。

一方、なかなか分泌液がダラダラと終わらなかった悪露。なんとまだ続いていたのに生理が再開した。話には聞いていたけれど産後一発目の生理は三日目まで本当に思春期レベルの腹痛と経血量だった。これが生理だったそうだそうだこの感じ懐かしいわ…となりつつ、もう閉経していいよと心底思う。面倒くさい。とにかく面倒くさい。来ない楽さを知っている分いっそう面倒くさいことこの上ない。

子宮さん一年近くかけて100倍サイズに膨らみ役目を終えたばかりなのに育休たった二ヶ月で現役復帰とか体内ブラック企業すぎない！？！！？一年くらいは育休して良かったのに……。はぁ…毎月また生理が来るなんて非常に憂鬱である。

生理が終わったら、悪露もぴたりと止まった。子宮もこれにて完全に元通りになったのだろう。子宮復古不全などにならなくて済み、ホッとした。

産後すぐ風邪を引き貧血になり痔になり会陰が痛み腱鞘炎になり足底腱膜炎になり逆流性食道炎になり骨盤が歪み歩くだけで激痛になり…と現在進行形で未だに不調が続いていて本当に毎月どっかしら身体が不調をきたすのだけれど、緩くネントレを続けた成果か、娘は夜通し寝てくれるようになったおかげで、睡眠時間だけはそこそこ取れるようになった。嬉しい。睡眠大事。とにかく大事。寝れるようになったら永遠とPMSが続くようなわけのわからないイライラがかなり軽減された。睡眠不足は人を狂わせる。産後一ヶ月の夜勤（夜間頻回授乳）特に辛かったな…と走馬灯のように記憶が蘇るのだった。

ほんと、辛かったな…。今も辛いけど、身体さえ本調子に戻ったら、育児をもっと楽しめるのにな。辛い思いをした分、娘が可愛くて仕方ないから。

毎日めまぐるしく日々が過ぎていくからか、妊娠中のあの暇っぷりが懐かしい。しかし当時は何重にも重なった体調不良の中で時間が有り余っていたから、余計に辛かったんだよなぁと思い出す。ほんのちょっと前のことなのに、既に妊娠中のことがうろ覚えになってきつつあるので、当ブログに書き留めておいてよかった。